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初心者の介護職がつまずきやすいこととは

介護職の初心者がつまずきやすいのが、利用者との接し方がわからないということです。世代の違う年上の人と話をする際、共通の話題がなくて困ってしまうこともあるでしょう。利用者は性格も十人十色ですから、「この人とはちょっと相性が合わないな」と感じることあります。接し方がわからない時は、聞き役に徹するようにしてみましょう。リアクションを大きくとり、相手に気持ちよく話させるのも、重要なコミュニケーション能力の一つです。

コミュニケーションが苦手な人は、他者に関心がないことがほとんどです。相手に興味を持てば、その人の話に真剣に耳を傾けますし、何を望んでいるのか、考えているのかもわかってきます。介護施設を利用している高齢者は、様々なことを経験しているので、貴重な話を聞けるチャンスです。信頼関係が築けないと悩んだ時は、しっかりと相手の話に興味を持ち、笑顔で話をきいてあげましょう。

他に介護職初心者が悩みやすいのは、先輩についていけないということです。経験を積むほど、技術が上がっていきますし、先輩介護士はいろんな介助をスムーズにおこなうことができます。しかし、慣れないうちにスピードや効率を優先した介助をおこなうと、とても危険です。まずは自分なりの速度で、仕事を進めるようにしましょう。そして、先輩から教わったことはメモをとったり、気になることがあったら質問したりすることで、徐々にテキパキと動けるようになるはずです。